島根県ろうあ連盟の現在まで

学校を卒業したろうあ者は、同窓会的な性格を持ちながら「仲間」としての集団を育んでいきました。

 

県内では、井上、吉儀、片寄、泊、金田、持田氏がろうあ団体の結成を目指し尽力されました。
昭和8年(1933年)4月29日「社団法人日本聾唖協会山陰部会」の結成式を行いました。

 

当時は会員23名でした。

 

昭和13年(1938年)4が29日に社団法人日本聾唖協会山陰部会島根部会を開催しました。
しかし、軍事的に不穏な事件が相次ぎ、情勢が悪化して、ついに太平洋戦争へ突入し第二次世界大戦に発展してしまいました。
戦時管制により財団法人日本聾唖福祉協会島根支部に改めました。
その後戦争激化のために島根支部は活動停止を余儀なくされました。

 

そして終戦まもなくして、まだ混乱期の昭和22年(1947年)に吉儀、原、泊氏らがろうあ者自身で新生ろうあ協会の設置に向けて活動し、4月20日に「松江聾唖協会」を結成し、発令式を行いました。

 

昭和24年(1949年)「島根県聾唖協会」に名称変更し、昭和27年(1952年)4月20日に「島根県聾唖連盟」に改め、現在に至っています。

 

 

名 称  島根県ろうあ連盟
連盟長  広戸 勉


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